今回はノアコインのことを書いていきますが、未公開の仮想通貨であるのに何故こんなに注目を浴びているのか、フィリピンの経済事情も大きく影響していると思います。そこから必然的に誕生したノアシティーのことを紹介していきます。
Contents
フィリピンにノアコインが誕生したのはなぜ?
ノアコインを普及させることで経済が活性化し自国の利益になる
ノアコインとは何か?
一言でいえば「次世代型暗号通貨」です。
暗号通貨で一番有名なのはビットコインですが、ノアコインにはビットコインを凌ぐ利点がある。
決済スピードが速い。フィリピン政財界が運営主体であるため安心感がある。無駄なマイニングがない。マイニングとはビットコイン維持のため高い電力を消費して維持しているということです。
フィリピンでは大々的なプロモーションが行われるため、また暗号通貨への追い風も合わさって圧倒的な広がりが期待されている。
なぜフィリピンなの?
フィリピンは圧倒的な人口ボーナスの国です。
年齢層をグラフにして見ると綺麗なピラミッドを描いている。故に平均年齢が23歳という。日本では考えられない若者の国ということになります。
一方、日本はご存知の通り、60歳〜70歳を中心にして樽のような形になっています
従って、この人口ボーナスがアジアで最も長く続き、将来にわたって若年層が高齢者を十分支えられるという展望もあります。
このような状況で、国内経済は発展途上の段階であるので様々な外資系企業がフィリピン国内に入ってきている。
フィリピンは経済力の強さと将来的な安定性が高く評価され、世界的な大手英国系格付け会社からは2014年には「投資適格国」として格上げされています。
にも拘らず人口も多く、貧困などまだまだ未解決の社会問題が存在し影を落としている。
力強い経済力の上昇が持続することから、人々の消費行動手段として仮想通貨のニーズが増えるのは言うまでもないと思います。
出稼ぎにも出るフィリピン人
OFWとはOverseas Filipino Worders。海外に出稼ぎに出ているフィリピン人のことです。フィリピンの貧困層は、自国の産業だけでは生活ができず、海外へ出稼ぎに出ざるを得ない状況に迫られています。
海外で給料を貰えば、フィリピンに残った家族を養うだけの賃金を得ることが出来るわけです。
不法入国までして日本で稼ごうとするフィリピン人が後を絶たないのはこのような背景があるからなのです。
高い送金手数料
問題は高い送金手数料です。
日本で得た金をフィリピンに送金するには、高い手数料かかります。
彼らもフィリピンの家族も銀行口座を持っていません。
間に決済業者が入ると一度の送金に5000円以上の手数料がかかります。
フィリピンの外貨獲得手段
フィリピン人が外国へ出稼ぎにでるのはフィリピンの国にとっても重要な外貨獲得手段です。
それを決済業者に持って行かれては面白くないですね。もし、決済業者に手数料を払わなければ、年間約3500億円もの金が、フィリピン経済に回ることになるのです。
国家予算と比べてみると約4兆円の予算の1割もの金が決済業者に持っていかれる。フィリピン人としては許せない、なんとかしたい気持ちになるのは当然ですね。
フィリピンにとっては死活問題であり、大きな社会問題でもあります。
ノアコインの誕生の意味
フィリピンの政財界のトップが、国家予算の1割近いお金をなんとかフィリピン経済に取り戻したいと考え、その形を整えようとして生み出されたのが「ノアコイン」です。
政財界として外貨獲得のため、多少の出費があろうと取るにたらないとばかりプロモーションに力を入れています。
フィリピンの政財界はノアコインを普及させることで、フィリピンが活性化し、結果的に自分たちの利益につながることを知っているのです。
ノアシティーってどんな街?
フィリピン経済成長を支援する世界初の暗号通貨「ノアコイン」を基軸通貨とした街。夢の暗号通貨シティーとも言われている。
ノアプロジェクトの誕生
このノアコインを普及させるために立ち上げられたのが「ノアプロジェクト」であり、と同時にノアコインを基軸通貨としての壮大な街「ノアシティー」づくりの中心者にもなっている。
「フィリピン人が稼いだお金はフィリピンに還元する」との考えから数年前から政財界の融資などによってプロジェクトが立ち上げられました。
外国送金の際に海外に落ちてしまう送金手数料を国内に回収すべく、フィリピン政府や財界人たちにより運営されています。
これは経済の発展や社会問題の解決のために作られた「ノアファンデーション」がプロデュースしています。
ノアファンデーションは政財界の有志が集まって設立された非営利団体です。
「ノアプロジェクト」の活動内容の全貌
暗号通貨の回復
❶ビットコインを超えるシステムの開発。
❷ノアコイン専用電子ウォレットの開発。
❸各種通貨との連携取引システムの開発。
法定通貨や世界の開発各種銀行のネットバンキングなどとの連携が進行中。
広告・プロモーション
❶TVCMを活用したプロモーション。
❷インターネットを活用したプロモーション。
グーグルアドワーズ、Facebook広告などとのインタネット広告によるマーケティングを展開予定。
❸街頭広告を活用したプロモーション。
マカティーからノアシティーまでの25マイル全ての道路広告に「ノアプロジェクト」の広告を掲載する予定。
また、2016年に開通した「NAIA Expressway」マカティー〜マニラ空港間にも、道路広告を全面掲載予定です。
❹航空機内広告を活用したプロモーション。
フィリピンエアラインの全面協力にて、機内広告「ノアプロジェクト」のプロモーションPVを掲載予定。
インフラ整備
❶専用プリペイドカードの発行
各種カードが使える施設やショップでの現金化が可能。
❷世界の取引所に導入。
24時間365日スマートフォンから現金化できます。
❸ATMを世界に設置。
銀行をはじめ各種金融機関と連携して、世界中のATMにノアコインが対応される。そのため、スマートフォンをかざすだけで、ドル、円、ペソ、ユーロ、元などの法定通貨に両替が可能にはなる。
❹ノアシティーの開発。
マニラの中心地・マカティーから車で約30分のイートンシティーにはある40ヘクタールの土地にノアシティーが開発される。
イートンシティーはフィリピンエアラインが所有する広大なる土地で、ここにノアシティーが開発される予定です。
・ステージ1 2017年 アミューズメント施設「Amusemet Facility]の開発スタート。
・ステージ2 2019年 ショッピングモール「Commercial Strip」の開発スタート。
・ステージ3 2020年 ホテル&カジノを建設開始。
既に開発されたBGC<Bonifacio Global City>
BGCは成功例で空軍基地だったところを開発して作られた巨大都市
高級住宅、大手企業の高層オフィス、マニラ首都圏で今後、最も成長・発展が期待される先端都市です。BGCは何もなかった基地をアヤラ財閥が開発し、開発当初の不動産価格から20倍以上も値上がりしました。
第2のBCGとしての期待されるノアシティー
イートンシティーは40ヘクタールの土地開発予定です。ここに第2ののBGC、ノアシティーが誕生します。
これは、ノアコインを使える街を丸ごと一つ作ってしまおうという壮大な構想です。
フィリピンでは2番目の大富豪であるLucia Tan氏はバックアップをとり、建設が進められている。
氏はフィリピン国立銀行や、フィリピン航空、アジアブリュワリー、フォーチュンタバコなどフィリピンの基幹産業の立ち上げに大いに貢献した人物です。
ノアシティーは2020年の完成を目指して今はまだ建設計画進行中です。
まとめ
振り返ってみて思うことはなんと素晴らしい構想かなということです。このノアコインは必要不可欠にして出現したという感じがします。
ノアシティーやフィリピンの経済環境を考えれば、ノアコインの必要性は皆さんも十分考えられるのではないでしょうか。
それに、フィリピンは年齢層も低いため、力強い経済の上昇も望める上、若い人々の消費行動の手段として仮想通貨が望め、ニーズが増えることは間違いないと思います
今回は触れていませんが、ビットコインや他のコインに比較してこのようなお家事情により生まれてきた誕生秘話があったことには驚きです。
ノアコインは持っているだけで利息も付きます。ほかにはあまりないと思います。
知れば知るほど出来れば支援したい気持ちにもなります。
2018年6月12日、フィリピンノアコイン独立記念日に正式ニーズ発売になります。4期のプレセールがありますが、早ければ早いほど少しでも有利です。
少しでもノアコインを持っていると興味と期待が湧いてきますよね。
そして、2020年に、ノアシティーが誕生した時にはどんな楽園ができているのか是非、行ってみたいですね。