⇒ LINEグループに今すぐ参加する

 
メルマガ

2016年5月にリリースされた仮想通貨DAOですが、その特徴が話題をよんで、クラウドファンデイングとしてはこれまでにない約150億円相当の資金(イーサ)を集めてスタートしました。

イーサリアムの契約機能を活用して、ネット上で自動で投資を行い、収益を配当しようというものです。画期的なプロジェクトとしてスタートしましたが、公開直後に事件に巻き込まれ、つまづきます。公開されてからのDAOの足跡を追ってみました。

The DAO の仕組み

DAOの足跡を追う前に、DAOがどんな仮想通貨か、簡単に説明します。

DAOは、Decentralized Autonomous Organization(分散型自律組織)の略称で、誰かが中央集権的に管理するのではなく、非中央集権的で、なおかつ一定のルールにしたがって、自律的に運営される組織を意味しています。

このDAOを実現したプロジェクトがTHE DAOです。通貨単位はDAOですが、このプロジェクトは、イーサリアムのスマートコントラクト(契約)機能を活用しています。

その点ではイーサリアムから派生した仮想通貨ですが、集めたイーサ(ETH)を資産運用し、儲かったらDAOの保有者にルールにしたがって配当を出そうという、これまでにない特徴のある仮想通貨です。

The DAO は、ブロックチェーン上で決めたルールに従い、資金(ETH)を集めて投票し、その投票が一定の条件を満たしたら、自動的に特定のプロジェクトに投資します。

その結果、儲けが出たら、あらかじめ決めておいたルールに基づいて、利益を自動的に分配する仕組みです。

株や投資信託の世界では、通常はファンドの運営元があって、集めた資金を運用し、利益が出たら投資者に配当金を分配するのですが、それを運営元なしで行う投資ファンドプロジェクトがThe DAOです。

画期的ですし、これが成功すれば、仮想通貨の世界で運営元なしの自動資産運用の仕組みが確立し、他人(ひと)任せにすることなく、自らが主体になって運用に参加する仕組みができあがるわけです。

具体的には、車や不動産を買って、ネット上で仮想通貨を使ってリースする事業を目指したのですが、このアイデアがイーサリアムを保有している人たちに評価され、リリース後の1ヵ月もしないうちに、なんと150億円超の資金を確保することになりました。

当時は、世界でもっとも成功したクラウドファンデイングとして注目されました。

The DAO 事件の衝撃

coincheck が取り扱い開始

日本では、このThe DAOの革新性にいち早く注目して、その通貨であるDAOを取り扱ったのがcoincheckです。

coincheckは、2016年5月29日にDAOの取り扱いを開始しました。

当時、世界的にも注目をあびていたことや、イーサリアムの取引を3月に開始しはじめたこと、ユーザーからの強い要望もあったことが取扱い開始の理由とのことです。

持ち出された50億円

ところが、その20日後、2016年6月17日にとんでもない事件が起きます。「DAO Attack(DAO HACK)」です。

イーサリアムの利用者から集めた約150億円の資金のうち、その1/3にあたる約50億円相当のイーサ(ETH)があっさりと、アタッカーのアドレスに持ち出されたのです。

マウントゴックス社が不正により破産し、500億円相当のビットコインが消失した事件が2014年1月に起きましたが、それ以来の仮想通貨の大事件です。

この事件がきっかけでふたたび仮想通貨への信頼が揺るぎ、イーサリアムも含めて価格が急落します。

プログラムの問題性

事件の背景に、The DAOのプログラムの脆弱性がありました。

The DAO には、Split機能と報酬の送金機能があるのですが、アタッカーはこの二つの機能をつかって、勝手に持ち出したのです。

Split機能とは、運営に賛成できない場合、The DAOの参加者が承認してくれれば、自分が保有している資金をThe DAO から切り離して、新しいThe DAOのプロジェクトを作ることができる機能です。

送金の機能とは「特定の報酬を特定のアドレスに1回だけ送金する」という機能ですが、1度の指示に対して送金が何度もできるというプログラムの欠点がありました。

この一見、民主的とも思えるSplit機能を活用して、「子DAO」をつくり、そこにイーサを何度も送りこんだわけです。

不正利用というよりも、The DAO の仕組みの欠点をついた送金で、約50億円相当のイーサが持ちだされました。

ただ、プログラムのなかには、新しくつくった「子DAO」にある資金は、27日間は移動ができないという制約がありました。

ハードフォークによる取引記録の抹消

そのため、アタッカーは、持ちだしたイーサを利用できるようになるまで、27日間待たなければなりませんでした。

そこで、開発者たちや運びだされた側が熟慮を重ねた結果、取引自体がなかったことにするハードフォークを行うことになり、資産の保全を優先することになりました。

ハードフォークというのは、イーサが持ち出される前までさかのぼり、取引がなかったことにするというものです。

取引の承認作業を行い、ブロックに記録していくノード(端末)の過半数が賛成すれば、ハードフォークは実行されます。

このため、アタッカーは資金を利用することができなくなり、The DAOに参加していた人たちの資金は消失することなく保全されます。

このハードフォークは、日本時間で7月20日の午後10時27分、DAOのマイナーによって敢行されました。

ただ、このハードフォークをめぐっては、大きな議論が巻き起こりました。もともと非中央集権的で民主的な仮想通貨の取引において、取引記録を消してしまうわけですから、仮想通貨本来の信用を損なう大問題だという指摘も強くありました。

そのため、ハードフォークに賛成する人と反対する人とに、The DAO のプロジェクトに参加したイーサリアム関係者が分裂をします。

その結果、もともとのイーサリアム(ETH)とイーサリアムクラシック(ETC)という二つの仮想通貨に分裂し、イーサリアムクラッシクがこれをきっかけに誕生したのです。

coinceck が取り扱い廃止

公開後に約150億円の資金を集めたThe DAOだけに、仮想通貨の取引ランキングで、2016年6月には6位にランクされました。

しかし、事件が6月におきたことから、一気に信用を失い、あっと言う間に取引ランキングから姿を消していきます。

日本で唯一のDAOの取引所であったcoincheckのサイトで調べるかぎり、2017年1月19日のDAO の価格が表示されているのを最後に、チャートはぷっつりと切れています。

そのときの相場は、1DAO=11.35円で、しかも時価総額は0円、取引高0円です。すでにこの時点でDAOの取引は終了しています。

coincheckは、公式サイトのブログで、2017年4月30日をもって、DAOの取り扱いを廃止することにしたと発表しました。「停止」ではなく、「廃止」です。

「廃止」にともなって、DAOを持っている人に対して、利用者保護のため、イーサへの変換を行うことにしました。

そのレートは、1DAO=0.01ETHです。4月30日時点の1ETH=8880円ですので、0.01ETHは88.8円です。

事件以来、ほとんど値がつかない時期が長かっただけに、このレートはかなり保有者にとっては有利な変換レートだったのではないでしょうか。

まとめ

運営元がない、投資ファンドプロジェクトという画期的なプロジェクトを目指したThe DAO でしたが、プログラムの不備を突かれて、あっという間に姿を消してしまいました。

ふたたび仮想通貨の市場に登場するのかどうかわかりませんが、一定のルールで機械的に投資先を決定し、利益が出れば、保有量に応じて平等に分配する仕組みは、これまで株や投資信託の世界ではありませんでした。

常識を覆すようなアイデアのもとに、多くのイーサリアム利用者がその趣旨に賛同し、DAOを購入してくれたのですが、その期待に応えることなく、終わってしまったのがThe DAOではなかったかと思います。

仮想通貨のもろさの一面をのぞかしてくれた感がします。

今後も、イーサリアムのスマートコントラクト(契約)の機能を活用した新しい仮想通貨が次から次へと開発されることが予想されます。

逆に言えば、イーサリアムの契約機能の有用性がいっそう拡大していっている気がします。

The DAOの夢は散ってしまったのですが、イーサリアムの人気は上昇することでしょうし、ビットコインにつぐ取引高第2位の地位は、当分、揺らぐことはないのではないでしょう。

イーサリアムの今後に期待して、あなたも多少、イーサリアムを購入しておいてはどうでしょうか。

一番簡単に有望な仮想通貨に投資する方法

現在仮想通貨は種類が様々存在しており、

どの仮想通貨を買えばいいのかわからない!

となっている人も多いかと思います。

一番簡単な仮想通貨の投資としてオススメなのが取引所「コインチェック」が取り扱っている通貨を買うことです。

⇒コインチェックのサイトへ

コインチェックはこれから有望である仮想通貨のみを選定して取り扱っている日本の仮想通貨取引所です。

【コインチェック取扱通貨】

コインチェックが取扱い始めた通貨は軒並み価値が10倍以上の値上がりを記録しています。

今コインチェックが扱っている通貨の中から一つ選んで投資してみてもよいです。

また、それ以上に今後コインチェックが新しく取扱いを始める通貨要チェックです!!

これまでの通貨と同様に、コインチェックが扱った瞬間に爆上げする可能性を秘めています!

新しい通貨を取扱い始める際には、登録者にメールが来ますので、とりあえず今のうちにコインチェック登録して、情報がきたらすぐに投資できる準備をしておくことをオススメします!

>>今激アツの仮想取引所「コインチェック」<<

メルマガ


⇒ LINEグループに今すぐ参加する